はじめに
わたしたち清章福祉会は、地域に根ざした福祉施設を目指し、公益的な取り組みを実施しています。法人理念にも掲げているように、地域ニーズへの対応をしっかり取り組み、社会福祉法人として「共生」の地域づくりに貢献していきたいと考えております。
また、平成30年度より清住園は地域において積極的に公益的な取り組みを行う施設として、兵庫県より「地域サポート施設」に認定を受けました。これは兵庫県が社会福祉法人による地域貢献活動の普及活動を図るため、ニーズを踏まえた活動を行う事業所に対する兵庫県知事認定制度によるものです。今後とも、社会福祉法人として高齢者の皆様が安心した生活を送れるようサポートし、積極的に地域に根差した活動を行っていきたいと考えております。
地域における公益的な活動内容
地域の各種会合に施設を開放
地域で行われる各種会合の会場として、会議室や多目的ホールを開放しております。
地域の高齢の方を対象とした「生き生き百歳体操」は毎週2回開催されています。
施設の「ふれあい祭」で街を活性化
開設当初から開催されている「ふれあい祭」は、毎年約500名の来場数を誇る当施設の一大イベントです。様々なボランティアの皆様による演奏やダンスの他にも、模擬店も多数出展し、今では地域の行事として定着しております。子供から大人まで楽しんでいただき、コミュニティの形成と活性化につなげています。
福祉避難所としての役割
災害時に地域の高齢の方や障害のある方などを地域から受け入れ、安心して安全に過ごせる避難所を運営できるよう、訓練や非常食の備蓄を行っております。
地域住民におけるサロンを実施
このサロンは年齢や性別、障害の有無に関係なく共生できる地域作りの拠点となれるよう、気軽に立ち寄れるカフェを実施しております。
ボランティアさんの積極的な受け入れ
当施設にはボランティアで支援してくださる方々がたくさん訪れます。楽器演奏やダンスや歌、マジックショー、傾聴ボランティアなどでご利用者様はもちろん、職員も楽しませていただいております。
地域の学校交流
毎年行われる谷内小学校との交流会は、子供達も楽しく元気よく学習に取り組んでくれ、ご利用者様も小学生と触れ合うことを楽しみにされています。
城山中学校より受け入れている「トライやるウィーク」についても、お年寄りの皆様をお世話する介護の仕事があることを実際に体験することで介護福祉を身近に感じていただき、大切な仕事がここにあるということを知っていただくために活用していただいています。